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鎧崎灯台
◇『伊勢の神埼、国崎の鎧、波切の大王なけりゃよい』 太平洋と熊野灘に面し、暗礁が多い海の難所。 親潮と黒潮が、激しくぶつかり合う荒々しい岬。 沖を航行する船の安全を見つめる鎧崎の灯台。 鳥羽十景にも選ばれる景勝の地。 壮大に広がる太平洋、岩礁と荒波は力強くも美しい・・ 見事な風景が広がります。
幸せの歌碑
平成15年の11月。秋篠宮ご夫妻と 眞子様がここ国崎を訪問され、 熨斗あわび、地元海女の実演、 海女小屋での談笑・・・ 平成16年新春恒例の『歌会始めの儀』 にて、『幸』をお題にして、紀子様が その時の感動を歌に詠まれました。 それを記念し、感謝の気持ちを込め、 この歌碑の建立となりました。
『藻場まもる 国崎の海女ら晴ればれと得し海幸われに示せり』
海女の祖・お弁を祭る 海士潜女神社(あまかずきめじんじゃ)
◇倭姫命(やまとひめのみこと)に鮑を献上したと
伝えられる伝説の海女『お弁』を祭る
海士潜女神社(あまかずきめじんじゃ) 。
お弁は海女の元祖とも言われ、
年の初めの漁が始まる前に海女達は
必ずこれを訪れ一年の無事と大漁を祈願します。
毎年7月1日には大祭が
行われ、この日は伊勢神宮より
舞姫が来町し、 神楽奉納が
行われます。
熨斗鮑(のしあわび)
◇熨斗(のし)鮑伝説
2000年もの昔、 倭姫の命(やまとひめのみこと)が 国崎を訪れた祭に『お弁』と言う海女から 鮑を差し出される。そのあまりの美味しさに感動。 以来、伊勢神宮に献上するように 命じられたのが始まりとされます。
※毎年7月1日には『御潜神事(みかづきしんじ)』開催されます。
伊勢神宮熨斗鮑調進所
古式にのっとり熨斗鮑が作られます。
伊勢神宮調進所
◇2000年以上もの間続く熨斗鮑の伊勢神宮への献上。
この熨斗鮑を造る作業が、個々伊勢神宮調進所で行われます
毎年6月から8月にかけて作業が行われ、一回に使われる鮑は200`。
一つ一つ皮をむくように皮をむくように薄くきっていき、それを干していきます。
干し場は調進所より少し先。ヒノキで造られた干し場で、
布のようになった鮑が下がる風景を見ることもできます。
調進所
ヒノキで作られた干し場
倭姫の命(やまとひめのみこと)巡行旧跡の碑
調進所の裏から岬への小道を上ると
倭姫の命 がその巡行の際、
ここ国崎の地を訪れたとする
巡礼記念碑があります。
鎧崎(よろいざき)の名前は、その時に倭姫命が
岬で鎧をはずしたことから、「鎧崎」と
命名されたと言います。
倭姫の命 (やまとひめのみこと) 2000年前、天照大神を伊勢の地に祀りされ、伊勢神宮の基盤を築かれたのが倭姫命です。
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